噛み合わせ治療
解剖学的根拠に
基づいた咬合調整
噛み合わせが悪いと、食べ物が上手く咀嚼できなかったり、歯や顎に負担をかけたり、さまざまな悪影響が懸念されます。しかし、噛み合わせのズレに自分で気付くことは困難であるため、症状がひどくなってから初めて気付く患者様も多いです。
「顎が痛い・口を開けた時の音が気になる(顎関節症)」「歯ぎしり・食いしばりが治らない」といった症状にも、噛み合わせが深く関係しています。噛み合わせによる影響は多岐に渡るため、定期的にチェックを受けることをおすすめします。
ドーソン咬合理論に基づいた
治療を行います
当院は、理論に基づく噛み合わせの調整(咬合調整)を行い、単なる歯と歯の接触ではなく、顎関節や咀嚼に関わる筋肉のバランスを考慮して、噛み合わせの状態をチェックし、調整しています。 咬合調整は、噛み合わせ治療だけでなく、虫歯の治療やインプラント治療等、どの歯科治療においても、正しい咬合をつくることが求められ、勘や経験だけに頼ったものではならないと考えています。 当院はドーソン咬合理論に基づいた咬合調整により、精密で、長期的な健康につながる噛み合わせの調整を目指しています。
ドーソン咬合理論とは
ドーソン咬合理論とは、『オクルージョンの臨床』を執筆したピーター・E・ドーソン先生が提唱している咬合理論です。口腔を身体の一つの器官ととらえ、顎関節の“中心位”を基準とし、組織の調和がとれた噛み合わせが、健康において大切だという考え方です。
当院は、このドーソン咬合理論を習得し実践しています。
噛み合わせが悪くなる原因
噛み合わせが悪くても、なかなか自分で気付けません。噛み合わせのわずかなズレが、時間が経つにつれて少しずつ大きくなり、何らかの症状を招く場合もあるでしょう。噛み合わせが悪くなってしまう主な原因には、次のようなものがあります。
- 歯ぎしり・くいしばり
- 口呼吸
- 指しゃぶり・爪噛み
- 頬杖
- 片側で噛む
- 歯が抜けたまま
- 治療中の歯を放置
- 誤った咬合調整
- 歯ぎしり・くいしばり
- 口呼吸
- 指しゃぶり・爪噛み
- 頬杖
- 片側で噛む
- 歯が抜けたまま
- 治療中の歯を放置
- 誤った咬合調整
悪い噛み合わせが招く
トラブル・症状
噛み合わせのズレが、顎関節や咀嚼に関わる筋肉などに影響し、さらにその影響は全身に及ぶ可能性があります。
そのため、悪い噛み合わせによって引き起こされる症状は、多岐に渡るとされ、顎関節症・頭痛・肩こりなどの症状と深く関係していると考えられています。
このような症状はありませんか?
顎が痛い
口を開けた時に“カクン”と音がする
口が開けにくい
症状を引き起こす病気がなく、上記の症状に一つでも当てはまる場合、「顎関節症」と診断されます。
顎関節症とは、顎関節や咀嚼で使用する顎の筋肉の病気です。発症する主な原因は、次のようなものが挙げられ、噛み合わせが悪いことも大きく影響しています。
顎関節症の主な原因
悪い歯並び・噛み合わせ
歯ぎしり・食いしばり
ストレス
外傷など
噛み合わせが原因で歯ぎしり・食いしばりが起こる場合があります
歯ぎしり・噛み合わせの原因はさまざまですが、噛み合わせも大きな原因の一つです。噛み合わせが原因で、歯ぎしり・噛み合わせが起こるようになり、さらに噛み合わせの悪化を招くという悪循環に陥るケースも多いです。
顎関節や歯に異常をきたしてから受診するのではなく、歯ぎしりや食いしばりが気になったら、早めに歯科を受診することをお勧めしています。噛み合わせに問題がある場合には調整を行いますが、マウスピース(スプリント療法)により、悪影響を軽減することも可能です。お気軽にご相談ください。
不定愁訴にお悩みの方へ
何らかの症状がありながら、検査を行っても原因が見つからない状態を「不定愁訴」と呼びますが、何らか不定愁訴があっても、「噛み合わせが原因ではないか」と疑う人は少ないかもしれません。
噛み合わせが気になる方はもちろん、原因がわからない何らかの症状にお悩みの方、正しい噛み合わせを維持したい方、一度噛み合わせをチェックしていただきたいと思います。
当院は、ドーソンテクニックを用いて適切な噛み合わせ・顎の位置を採取し、調整を行います。どうぞお気軽にご相談ください。