セラミック
セラミックで
白く美しい口元に
虫歯の治療は保険が適用になります。そのため、費用を抑えて治療が受けられるのですが、奥歯とは言え「笑った時に銀歯が目立って気になる」という方も少なくありません。また、保険で使用されるレジンというプラスチックは、変色しやすい特徴があるため、時間の経過とともに前歯の着色・変色が目立ってしまう場合もあるでしょう。
セラミックならば、天然歯のような透明感のある白い歯が手に入ります。既に入っている銀歯や金属の詰め物も、セラミックに変えることが可能です。「銀歯が気になる」という方に、口元を気にせず、ステキな笑顔を見せていただきたいです。
当院のセラミック治療
歯の負担を軽減したセラミック治療
当院は、セラミック治療に限らず、なるべく削らず、歯に負担をかけない治療に努めています。セラミックの場合、銀歯のように大きく歯を削る必要がないため、歯質を最大限に残すことが可能です。
CAD/CAMを駆使した精密性の高い補綴物製作
セラミック修復システム(CAD/CAM)により、お口の中をスキャンし、そのデータを元に設計からミリングマシンによるセラミックブロックの削り出しまで、一貫したコンピュータシステムで行います。
セラミック修復システムにより最短1日で補綴物が完成
セラミック修復システムでの補綴物(インレー・クラウンなど)製作により、技工所に依頼する必要がなく、治療期間を軽減できます。治療当日に補綴物をセットできる場合もあります。(治療期間は症例により異なります)
安心してお使いいただくための保証制度
患者様に安心してお使いいただけるよう、5年間のスライド式保証(20~80%)を採用しています。何らかのトラブルにより再治療が必要になった場合の費用を軽減可能です。
セラミックはこのような方に
おすすめしています
- 保険の被せものが黄ばんで目立つ
- 口をあけた時に銀歯が見えてしまう
- 虫歯治療の仕上がりを良くしたい
- 治療に金属を
使用したくない… - ホワイトニングしても
効果が得られない
セラミックとは
そもそもセラミック(セラミックス)とは、陶磁器のことを指しますが、歯科治療においてもインレーやクラウンなどの補綴物の材料として使用されています。セラミックはプラスチックや金属よりも審美性が高く、天然歯のようなツヤ・透明度を再現できる特徴があり、特に審美性が求められる前歯の治療などで用いられています。
また、詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)、インプラントの上部構造、差し歯に使用されるだけでなく、軽度のすきっ歯を改善できることから、矯正治療にも使用されています。
他の素材を一切使用しない
オールセラミック
「オールセラミック」とは、その名の通りすべてセラミックでできている補綴物を指します。クラウン(被せ物)による治療では、表面にセラミックを使用していても、内側(フレーム)に金属が使用されていると天然歯のような透明感は再現できません。
オールセラミッククラウンは、表面だけでなく内側にもセラミックを使用し、天然歯のような色調・光の透過性を実現可能です。
セラミックの主なメリット
色調が自然で天然歯に近い
透明度が高くツヤがあるため、天然歯のような審美性を回復できるというメリットがあります。保険で使用される白色の素材のレジンに比べ、仕上がりの良さに大きな違いがあります。
金属アレルギーの心配がありません
オールセラミックは、金属を使用しないため金属アレルギーの方も安心して治療が受けられます。また、金属を使用する場合、金属が溶け出して歯茎が黒くなるブラックラインの原因になりますが、そのような心配もありません。
治療後の審美性を長く維持できます
保険のレジンは汚れがつきやすく、着色・変色しやすいことから、セラミックの長く自然な仕上がりを維持できるという点は大きなメリットと言えるでしょう。周囲の歯と色調を合わせることも可能です。
精密性の高い補綴物を製作可能です
セラミック修復システム(CAD/CAM)により、精密性の高い補綴物を製作できます。補綴物の精密度は、虫歯の発生・再発の可能性を左右するため、将来に歯を残したい方にもおすすめしています。
セラミックの注意点
メリットが多いセラミックにもデメリットがあるため、事前に確認しておくことが大切です。デメリットも把握したうえで、納得して治療を受けていただきたいと思います。
保険が適用になりません
セラミックは保険がきかないため、保険適用となるレジンや金属に比べて費用が高くなってしまいます。当院では、一度の負担を軽減するため、デンタルローンや各種クレジットを取り扱っていますので、納得の治療選択を行っていただきたいと思います。
強い衝撃があると、破損しやすい
セラミックは衝撃に弱い特徴があるため、奥歯などの負荷がかかる部位の治療では、強度を高めるためにセラミックの配合を抑える場合もあります。
セラミック治療の種類
- クラウン 歯の全体をセラミックのクラウンで修復する方法です。大きな虫歯等で歯を大きく削る必要がある場合、土台(コア)を立ててクラウンを被せます。
- インレー 歯の一部分をセラミックで修復する方法です。歯を削った場所に詰め物をして、機能性や審美性を回復します。
- ベニア 歯の表面に薄いセラミックを張り付けて修復する方法です。歯の強い変色、軽度のすきっ歯等の治療にも使用します。
当院で扱っているセラミックの例
- ジルコニア ジルコニアは人工ダイヤとしても知られていますが、金属に近い強度を持ち、生体親和性が高い特徴があります。噛み合わせが強く、セラミックでは破損が心配される場合に、セラミックと強度の高いジルコニアフレームの組み合わせをおすすめしています。
-
ハイブリッド
セラミックス ハイブリッドセラミックスとは、セラミックとレジン(プラスチック)を配合した素材です。セラミックのみの場合に比べて審美性は劣りますが、費用を抑えられるというメリットがあります。 - ガラスセラミックス 当院では、強化型ガラスセラミックス(e-max)を採用しています。審美性・強度に優れ、仕上がりが自然なのが特徴です。当院では、専用のCAD/CAMシステムにより設計・削り出しを行い、焼き上げています。
セラミックに関するQA
セラミックの寿命はどのくらいですか?
セラミックの詰め物・被せ物の寿命は、治療後のメンテナンスによって異なりますが、5年~10年と言われています。もちろん、10年以上使用される患者様も少なくありません。
当院では、定期的なメンテナンスにより、セラミックの詰め物・被せ物だけでなく、他の歯の寿命を延ばすことにつなげます。口元の美しさを取り戻すことはもちろん、長期的なお口の健康もサポートしていきます。
セラミックによる治療は医療費控除の対象ですか?
セラミック治療は、医療費控除の対象となります。デンタルローンやクレジットカードによるお支払いの場合も同様です。
銀歯を白くしたいです…
銀歯からセラミッククラウンに変える場合は、銀歯を外してから被せ物を作製します。銀歯の下に虫歯が発生している場合には、先に虫歯の治療を行う必要があります。
セラミック治療の費用を教えてください。
治療部位によって適した素材は違うため、費用も違ってきます。ご自身の場合はどのくらいの料金がかかるのか、確認したうえで治療を検討いただきたいです。
また、当院はデンタルローンや各種クレジットカード等、お支払い方法をお選びいただけますので、妥協することなく、納得のいく治療選択を行っていただきたいと思います。